よく聞くのが3月3日の上巳(じょうし)の節句、5月5日の端午の節句。
ときたま耳にするのが9月9日の重陽(ちょうよう)の節句ですね。

そして、7月7日は七夕(たなばた)。これは正式には
シチユウ、または シチセキの節句といいます。

3月,5月,7月,9月とくれば、11月?
ではなくて、1月で 全部で五節句。

1月は1日? 元旦?それとも?
1月だけは”ぞろめ”でなくて7日。人日(じんじつ)の節句といいます。

夫々の”節句”には植物が関係しており、
3月は”桃”,5月は”菖蒲”、7月は”笹”、9月は”菊”。

そして 1月は?
そう、”七草”です。

これらの植物はみんな、当時の薬用植物だったのです。
むかしから日本人は、節目を尊び、現在健康である事に感謝し、

薬草を敬ったのですね。
それを考えると、今一度”節句”を大切にしたいなあと思いませんか?